南大阪泉州エリア、貝塚市にあるおだ整骨院の院長のおだです。
今回は、真夏8月の来院に多い症状・相談内容について、からだコラム記事を書いてみたいと思います。
夏本番8月は、こむら返り・背中がつる等の相談内容が多い
8月に入ると、いよいよ夏本番の暑さですね!
この真夏の時期に、整骨院で多い相談内容は「背中がつる」「こむら返り」といった、筋肉がつるケースで来院される患者さんが多いです。
日本の夏というと、ジメジメと湿度が高く、気温も30度以上にまで上がり、一日でかく汗の量がグッと増えます。
ダラダラと汗の量が増えると、体内の水分が汗となってどんどんと外へ出ていくことになり、体の中の水分が不足気味になってしまいます。
人間の体の70%は水分でできている
あなたもどこかで聞いたことがあると思いますが、私たち人間の体の70%は水分からできていると言われています。
そして、体を動かす原動力となる筋肉も水(血液)で動くものです。
それくらい、人間の体にとって、活動にとって、「水分」は重要な存在です。
暑い夏は、汗の量が増えて体内の水分が不足し、その結果、血流も悪くなりやすく、「こむら返り」「背中がつる・痛い」といった身体症状で悩むケースが増えるのです。
こむら返り、筋肉がつる、対策・対処方法は?
こむら返り、背中がつる、筋肉がつる、等の症状への対策・最初方法は、なんといっても「水を飲むこと」です。
体内の水分が不足し、血液がドロドロになって、血の巡りがわるくなることが原因となり、こむら返り・足がつる・背中がつる等の症状があらわれやすくなるので、
特に夏は「水を飲むこと」を毎日意識して生活するようにしてくださいね。
一日に摂取する量の目安は、水2リットルくらいは飲みたいところですね。
ビールやお茶が脱水症状の原因に?
「水」と「水分」は別物です。
このことは、結構重要なポイントだったりします。
「水を飲みましょう」と「水分を摂りましょう」は、似たような響きですが、意味合いとしては少し違います。
例えば、夏はビールやお茶をたくさん飲む人もいると思いますが、それでは逆に脱水症状を誘発する原因になってしまいます。
おかしな話かもしれませんが、水分を摂っているのに、脱水症状になってしまうんです。
というのも、ビールなどのアルコールや、麦茶などのお茶は、利尿作用(オシッコがでやすい)があるので、体内の水分をどんどん外にだしてしまうことになります。
汗をかく夏はビールがうまい!というのは有名な話ですが、水分を飲んでいるにも関わらず、逆効果になってしまうので注意してくださいね。
スポーツドリンクも、量によっては糖分の摂りすぎになってしまうこともあるので、まずは「水」を飲むことを習慣化するのがおすすめです。
夏になったから急に水を飲む量を増やそうとしても難しいので、夏以外の季節、秋・冬・春の季節から、折に触れて水を飲むことを習慣にし、1日に飲む水の量を2リットルを目標にしてみてください。
さいごに
私自身は、お酒が飲めない体質で(下戸って言うらしい)、夏だ!ビールだ!ってアルコールを楽しめる人が結構うらやましかったりします。
なので、焼肉を食べに行っても、焼き鳥を食べに行っても、居酒屋さんに行っても、いつもコーラです。
夏はビールが美味しい季節らしいので、グビグビっと飲めたらいいなーと思ったりもするのですが、まったくお酒が飲めないので仕方ないですよねー。
夏にシュワシュワーッとコーラを飲むのも、なかなかいいですよ。