40歳を超えると筋肉・筋力が衰え始める、これって老化現象?

貝塚市地蔵堂の骨盤矯正専門の整骨院「おだ整骨院」院長のおだです。こんにちは。

整骨院に来られる患者さんの年齢層は、比較的、中年から高齢者の年代の方が多い傾向があります。

もちろん、10代の学生さんや20歳代〜30歳代の若い年齢の方もも通院されていますが、人数の割合でいえば、やはり50歳・60歳・70歳以上の方、80歳や90歳の高齢者の方の方が多いのが実際です。

こういった年齢の傾向は、当院に限ったことではなく、業界全体での話だと思います。

なぜ、整骨院では高齢者の方が多いのか?

その大きな理由の一つに、筋力・筋肉量が関係しています。

40歳を超えると筋力が衰える?サルコペニア

私たちの身体を支えている筋肉は、運動による直接的な刺激と、食事から摂取する栄養によってつくられ、維持されています。

ですが、筋肉量・筋力はは、40歳を超えると少しずつ減少し始め、運動機能も徐々に衰えていきます。

これをサルコペニア(加齢性筋肉減少症)といいます。

筋肉量の減少や筋力の低下は、自分で思っているように身体を動かしにくくなったり、ふとしたときに転びやすくなるなど、日常生活に大きな影響がでてきます。

健康的な生活をしていく上で、筋肉・筋力はとても大切なものなのです。

運動不足が老化の悪循環を生み出す

特に高齢者層では、

活動力低下
↓
食欲低下
↓
食事量減少
↓
栄養不足
↓
筋肉量が減る
↓
さらに体が動かしにくくなる

という悪循環に陥りやすいので、運動不足には注意してください。

「適度な運動をする」という意識が年齢を重ねれば重ねるほど重要になってきます。

冬の季節はさらに運動不足になりやすい

寒い冬の季節は、外に出ると寒いので、家の中で過ごす時間が長くなって、1日の運動量が減るものです。

夏や春などのあたたかい季節とくらべると、身体を動かす機会、筋肉を使う機会が一段と減ってしまい、筋力も衰えやすいのが冬の季節です。

寒い冬、暖房やストーブのある部屋から外へ出て、30分から1時間くらいウォーキングをすることをお勧めしておきますね。

筋力を維持して、いつまでも自分の足で歩けるよう、健康寿命が伸ばせるように、適度な運動をこころがけるようにしてくださいね!

さいごに

膝が痛い、腰が痛い、という症状の原因に、筋力低下が関係しているケースは本当に多いです。

若い年齢の頃は、ある程度筋肉があったので体に痛みがでなかったけど、加齢とともに、筋力低下が進み、痛みを感じるようになってきた、という流れですね。

年をとると筋肉がつかない、と昔は言われていましたが、今では、高齢者でも筋肉をつけることができる、というのが
定説になってきています。

実際に、当院の患者さんもインナーマッスルトレーニングをして体幹の筋肉をつけることで、長年悩まされていた腰痛とさよならできた、という人もいます。

もう年だから、と諦めるのではなく、痛みのない充実した毎日のためにも、ぜひ一度、貝塚市のおだ整骨院にご相談ください。