施術内容回答書、覚えてないけどどう記入すればいい?整骨院院長のひとり言
大阪府貝塚市の骨盤矯正専門整骨院、おだ整骨院院長のおだです。

今回は、健康保険組合から患者さん宛てに送られてくる「施術内容回答書」について、僕なりの考えを記事に書いてみたいと思います。

健康保険組合から施術内容回答書が届いた

先日、当院の患者さんから質問をいただきました。

患者さん本人が加入している健康保険組合から、整骨院で受けた施術(治療)に対する質問書のような書類が届いた、とのことです。

この書類は、健康保険組合によっては、施術内容回答書、確認書、質問書、調査票など、いろいろな呼び方があるみたいです。

この施術内容回答書、健康保険側としては「保険適用かどうか確認させてもらいますよ」的な書類なわけですね。

ま、昔の時代を振り返れば、不正請求が多いと言われていた整骨院業界ですから、健康保険組合からすれば厳しい姿勢になるのは理解できなくもないのですが・・・。

施術内容回答書の書き方

健康保険組合から患者さんに郵送で届く施術内容回答書の書き方について。

ここで重要になるのは、患者さんが記入した内容と、整骨院側で提出している療養費支給申請書の内容とが一致していないと、保険適用できなくなってしまう、という点です。

と言うことは逆に考えれば、患者さんの記入内容と整骨院が提出した申請書の内容が一致していれば何も問題ない、つまり保険が使えるということになるわけです。

ですので、施術内容回答書の書き方での最重要ポイントは、整骨院側が提出した療養費支給申請書の内容と一致すること、というわけですが・・・

施術内容回答書に何が書かれているのか?

ここで気になるのは、施術内容回答書には一体どんな内容が書かれているのか?という点ですよね。

各保険者によって文章の内容は変わると思いますが、基本的には同じ内容だと思います。

まず確認として次の項目が書いてあります。

・対象となる負傷
・健康保険が使えるのはどんなとき
・治療を受ける時の注意

で、質問形式の回答書には次のような質問が載っています。

・負傷の原因について
・施術期間と通院日数について
・負傷の箇所について
・領収書の受領について
・治療費について
・療養費の申請(受取代理)について

あと、人体図の書類に、どの部位の治療だったかを丸印をつけます。

これらの書類の内容によって、健康保険組合が「保険適用かどうか」を調査するわけです。

普通は、3ヶ月前に整骨院で受けた施術内容を覚えていない

普通の感覚で言うと、3ヶ月も前に受けた整骨院での治療内容を覚えていない、というのがごく一般的な感想だと思います。

高齢者だからとか、若い現役世代だから、とか関係ないですよね。

3ヶ月前の出来事ですよ、そんなにハッキリと覚えています?って話です。

記憶が曖昧な状態で記入した内容と、整骨院が出した申請書の内容が同じじゃないと保険が使えないとかって、ちょっと無理があるシステムな気がしてしまいます。

不正請求をなくす、という効果もあるでしょうが、それ以上に、患者さんたちにとって不利益になっている部分もかなりあると僕は思うんです。

通院中の患者さんであれば、「施術内容回答書の書き方がわからない」と窓口で相談してもらえますが、治療が終わった患者さんは困ってしまうだろうなー、と思います。

健康保険組合さん、もうちょっとどうにかならないものですか、というのが僕の素直な感想です。

さいごに

今、この記事を書いているのは3月なのですが、もう春ですねー。

春がすぐそこまでやってきてますね♪

春は何と言っても食べ物が美味しい季節ですよね!春野菜も美味しいし、旬の魚も美味しいし、テンション上がっちゃいますねー。

食べてばかりだとさすがにアレなので、昼の休憩時間にインナーマッスルトレーニングに励みたいと思います!