貝塚市地蔵堂の骨盤矯正専門の整骨院「おだ整骨院」院長のおだです。こんにちは。
腰痛や膝の痛み、関節痛などの悩みを訴えている人は、本当に多いです。
多くのケースでは、ただ腰だけが痛い、膝だけが痛い、といったように一箇所のみに症状があるというよりも、いくつかの要因や症状が重なっているケースの方が多くみられます。
そうした中で、外反母趾が腰痛や膝の痛みに影響を与えている場合も少なくありません。
外反母趾とは?男性より女性に多い?
外反母趾とは、足の親指が人差し指を圧迫するように「くの字」の形にどんどん曲がっていき、痛みや脱臼などの症状をおこす足の病気です。
男女比率では、男性よりも女性の割合の方が多く、9:1と言われるくらいに、女性に外反母趾で悩む人が多いようです。
私の祖母も外反母趾になっていて、革靴の形が変わってしまうくらいの状態で、長時間歩くと足が痛くなる、と言っていたのを覚えています。
外反母趾になる原因は?遺伝的要素もある?
外反母趾になる原因は、遺伝的な要素も全く無関係というわけではない、といわれています。
具体的に、どれくらいの確率・割合で外反母趾が親から子供へと遺伝するか、という詳細な数字まではハッキリと確定はしていないようです。
絶対に遺伝するというほど極端には考えず、外反母趾は遺伝することもある、くらいに捉えておくとよいのかな、と個人的には考えています。
外反母趾の原因について、先日、バレエの先生から興味深い意見をいただきました。
バレエの先生曰く「親指に力が入っていないと外反母趾になりやすい」という話です。
なるほど、と思いました。
外反母趾と土踏まずの関係については、以前から広く言われていることですが、親指に力が入っていない、という見方はとても興味深い観点だと思います。
外反母趾が、膝の痛み、O脚の原因に
外反母趾になると、足全体に均等に体重が乗らなくなってしまい、股関節や膝の内側に痛みがでてしまうことがよくあります。
また、O脚と外反母趾には密接な関係がある、と言う専門家も少なくありません。
外反母趾がひどくなると、外反母趾の痛みだけでなく、膝の痛み、股関節、腰や背中の痛みにまで症状がひろがってしまうおそれがあるので注意してください。
外反母趾の予防には、サポーターやテーピングがおすすめ
外反母趾の症状が悪化すると、関節の脱臼を引き起こし、重症になると手術が必要になるケースもあります。
現在、外反母趾で悩んでいる方は、今後これ以上症状が悪くならないように、サポーターやテーピングを継続することをおすすめしています。
外反母趾の予防、症状悪化防止には、市販のサポーターやテーピングをできるだけ毎日、長い時間することで、状態が悪くならないように心がけるようにしてください。
貝塚市のおだ整骨院では、外反母趾のテーピングやおすすめサポーターなどの相談も受け付けています。
お気軽にスタッフまで相談してくださいね。